量子コンピューティングEXPO【春】2021
特設ページ

2021年4月7日から9日まで東京ビッグサイト青海展示棟にて

量子コンピューティングをここで知ることができる。

第1回量子コンピューティングEXPO【春】2021に
東北大学量子コンピューティング共同研究講座から出展します!
前回の共同出展と同様にオンラインでの配信。
会場の熱気そのままに量子コンピューティングの全てをお届けします!

量子コンピューティング共同研究講座・教授
量子アニーリング研究開発センター・センター長

大関 真之

当日プログラム予定

YouTube生配信でどこからでもいつでも視聴可能!
YouTube生配信で時間と場所に縛られずにいつでもどこからでもご視聴可能です!

1日目 : 4月7日(水)

YouTube Live Link:
https://youtu.be/LIvg7Q4CgxA

10:00- オープニング
概要:開始まもない量子コンピューティングEXPOについて見所を紹介。
他ブースの出展内容についてもご紹介します。
会場に行けない方にも現地の様子がわかるようにYouTube生配信!
見所紹介、各ブースの様子を紹介していきます。

11:00- 量子コンピューティング入門講座1(講師:大関真之・聞き役:寺部雅能、長谷川靖)

12:00- LIVE配信 お昼休み
この時間帯は、現地会場(出展小間№5-11)では、東北大学タフ・サイバーフィジカルAI研究センター(TCPAI)
シンポジウム(活動報告)をスクリーンでご紹介しています。 
オンライン参加の方は、上記投影コンテンツをYouTubeでご視聴いただけます。
(各動画は、東北大チャンネルで公開中) 

13:00- 東北大学:小林広明先生(司会:押山広樹)
量子アニーリングが拓く新しいHPCの世界
概要:本講演では,現在取り組んでおります
文科省次世代領域開発事業「量子アニーリングアシスト型スーパーコンピューティング基盤の開発」についてご紹介します.
本事業では,従来のHPC(高性能計算)に
量子アニーリングを新しいタイプのアクセラレータとして導入した
次世代スーパーコンピューティング基盤の研究開発に取り組んでいます.
併せて,その基盤を活用したシミュレーション科学・データ科学融合型アプリケーションの研究開発も行っています.
最新の成果として,
リアルタイム津波浸水被害推定システム・最適避難経路提示システムを取り上げてご紹介します.

14:00- 住友商事株式会社(司会:大関真之)
概要:3月にリリースした量子技術による社会変革プロジェクトQuantum Transformation(QX)をご紹介します。
共同研究講座が持つ先端テクノロジーと
住友商事の宇宙から地中までの広範な事業フィールドを掛け合わせて
未来を創り出す挑戦です。
(参考URL:https://www.quantumtransformation.world/)

15:00- SCSK株式会社(司会:寺部雅能)
概要:本講演では、量子情報分野にどのようなことに取り組んでいくか、
どのようなことを目指すかを発表する。
また、学生向けに社会人博士の進路についても講演者自身の考えを述べたいと思う。

16:00- パネルディスカッション(司会:押山広樹)
概要:量子コンピューティング研究には、
特定の問題を解決するためのツールとして利用することと、
量子科学技術そのものの発展を推し進めるという2つの潮流が存在するだろう。
これから企業が量子コンピューティングに参加するにあたり、
そのバランスや目標設定に悩むことだろう。
量子コンピューティング共同研究講座に参加する企業では、
どの様に取り組んでいるのか。参画企業の声を聞いてみよう。

2日目 : 4月8日(木)

YouTube Live Link: 
https://youtu.be/EQsxDwxozpo

10:00- 量子コンピューティング入門講座2(講師:大関真之・聞き役:蓮村俊彰、増子貴子)

11:00- 東北大学:張山昌論先生(司会:寺部雅能)
概要:本講演では,高性能計算分野での利用が注目されている
FPGAを用いた量子アニーリングシミュレーションのためのアクセラレータを紹介する.
量子アニーリングシミュレーション中の並列性を最大限に活用することにより,
CPUの140倍以上の高速化を達成している.
さらに,スピン数とトロッタ数をFPGAの枚数に応じてスケールできるアーキテクチャにより
数10万スピンの完全結合モデルの高速なシミュレーションを可能としている.

12:00- LIVE配信 お昼休み
この時間帯は、現地会場(出展小間№5-11)では、東北大学タフ・サイバーフィジカルAI研究センター(TCPAI)
シンポジウム(活動報告)をスクリーンでご紹介しています。
オンライン参加の方は、上記投影コンテンツをYouTubeでご視聴いただけます。
(各動画は、東北大チャンネルで公開中) 

13:00- 休憩

14:00- 東北大学:押山広樹先生(司会:大友雄造)
概要:近い将来利用可能になるであろう、エラー耐性のない中規模量子デバイスを計算資源として有効利用しようとする研究が盛んに行われています。
この時代においては量子デバイスを用いたアルゴリズムと、古典計算機における洗練されたアルゴリズムとの熾烈な戦いが予想されます。
本講座では最近のこのような潮流の簡単な解説と、量子アニーリングマシンと最新の古典アルゴリズムの性能比較についてご紹介します。


15:00- 株式会社シグマアイ(司会:増子貴子)
概要: シグマアイは量子アニーリングを始めとするアカデミアからの発想を
世の中の誰もが受け取れる価値として届ける東北大学発スタートアップです。
本講演では、量子アニーリングに代表される新たな技術を
ビジネスに活用していくにあたっての課題やその解決法について、
弊社サービスNew Normal Scheduler・Qinema Seatの開発過程や
弊社へのご相談事例などを基にご紹介します。

16:00- 東北大学学生発表セッション(司会:観山正道)
亀井秀朔
概要:交通渋滞は, 古くから都市化に付き纏う大きな問題である.
これを解決するための交通システムを量子アニーリングを用いて構築し,
その効果を交通のシミュレーションを用いて検証した.

羽場廉一郎
概要:近未来では産業の全工程においてロボットを活用したオートメーション化が期待される。
従来の人間よりもスマートにロボットに仕事をさせるには、
他のロボットの状態やさまざまな環境因子を考慮した上で、
全体の効率をあげるための最適なシステム制御が求められる。
AGV(無人搬送車)は、近年運輸・製造業を始めとする
幅広い業界で利活用が進められている最先端技術である。
本発表では、量子コンピュータを利用して
AGVの最適制御を行った際のシミュレーション結果および展望について話す。

3日目 : 4月9日(金)

YouTube Live Link: 
https://youtu.be/sTJ8X4ykUqA

10:00- 量子コンピューティング入門講座3(講師:丸山尚貴・聞き役:井口大輔、大友雄造)

11:00- 株式会社デンソー(司会:寺部雅能)
概要:デンソーでは2015年に量子アニーリングの研究を開始して以来、
実問題への量子アニーリングの適用検証を進めてきた。  
今回は工場やモビリティでの適用事例に加えて、
量子アニーリングマシンと実応用のギャップを埋めることを目指した技術を紹介する。

12:00- LIVE配信 お昼休み
この時間帯は、現地会場(出展小間№5-11)では、東北大学タフ・サイバーフィジカルAI研究センター(TCPAI)
シンポジウム(活動報告)をスクリーンでご紹介しています。 
オンライン参加の方は、上記投影コンテンツをYouTubeでご視聴いただけます。
(各動画は、東北大チャンネルで公開中) 

13:00- 京セラコミュニケーションシステム株式会社(司会:蓮村俊彰)
京セラコミュニケーションシステムにおける量子コンピューティングの取り組み紹介概要:
~コミュニケーションの明日を量子で切り拓く~
京セラコミュニケーションシステムが量子コンピューティング研究の
応用として取り組んでいる通信基地局の最適化等の事例についてご紹介いたします。

14:00- 京セラ株式会社(司会:増子貴子)
概要:本講演では京セラにおける量子コンピューティングへの取り組みについて紹介を行います。
社内での量子コンピューティングの利活用を検討し、
2018年からは量子アニーリングの活用検討に注力してまいりました。
当日は、京セラが現在どの分野での活用を想定しているか、
また、社内でどのような活動をしているかという点についてお話しさせていただき、
配送最適化、シフト最適化、材料設計への活用事例についてもご紹介いたします。

15:00- パネルディスカッション(司会:羽田成宏)

16:00- エンディング